高畠式部


詞書

本文

枕より頭よりたかくとよみつゝ
あなかましつか衣うつ聲

署名


読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 高畠式部(天明4年~明治14年) 歌人(女流)名は登美子。初め式部と称し後に志貴婦と改めた。天明四年生れ、京都の人歌人高畠清音の室。初め木屋町二条南後に二条川東に住した。歌を香川景樹に学び歌集麦舎集の著がある。尚楽曲に巧みてあり且つ彫刻を善くした。明治維新以後志貴婦と名を改めている。頗る長命で明治十四年五月二十八日九十八歳で没した。(文政五 女 文政十一 楽 天保九 楽 再出 細工 嘉永五 楽 同 細工 同 女慶應三 和歌 再出 楽)
寸法: 縦36.0cm 横5.6cm
紙質: 和紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 押し模様:布目,版模様:桜(雲母)
書風:
用字:
書式: 二行の頭を同じ高さに揃える:なし:女性は二行目を下げる:あり
風: