松村月溪(呉春)


詞書

本文

下はらふ茨の針やしふき雨

署名

月溪

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 松村月溪(呉春)( ~文化8年) 画家。名は春、後ちに呉春という字は伯望、允伯又は存伯と号した。通称を嘉右衛門という。京都の人、壯年の頃摂津呉服村の酒造家某氏の許に寄寓して酒樽の菰を画き寵遇をうけたが呉服村で新春を迎えたので名呉春と改め画業に励んだ、醉月を師とし又蕪村に学んで俳諧を巧みにした。蕪村没後應擧に師事し寫生に努め蕪村應擧の二法を混和して一家をなすに至った。その画流を四条派と呼んで賞賛されている。文化八年七月十七日没、年七十。(安永四 画家)
寸法: 縦35.7cm 横5.6cm
紙質: 和紙
製法: 薄短冊(裏打なし)
模様: 書き模様:縁−銀,プリント,ふきつけ
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