長澤蘆鳳(道一)


詞書

としのくれに

本文

花雪に春に逢へきうれしさに
としの名残もこのみしたわす

署名

道一

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 長澤蘆鳳(文化元年~明治4年) 画家 通称文吾、諱道一、字貫夫、蘆鳳(又は蘆舫)、椿花亭とも号した。京都の人、長沢蘆洲の長男、文化元年生、絵を父に承け柳馬場四条南(後に八坂桝屋町)に住した。明治四年七月二十九日没年六十六、廻向院に葬る。古方薬品考の挿絵を描いている。(文政十一 画家 天保九 画家 嘉永五 画家 慶應三 画家)
寸法: 縦35.8cm 横5.3cm
紙質: 和紙
製法: 薄短冊(裏打なし)
模様: 押し模様:縦縞,版模様:小松(緑.金)
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: