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暘山(蕉空)
詞書
盛んなることのはなはたしきはおとろふもとひなけといふことを
本文
しれや人身はうきよとの河舟の
上れは下るならひなりとは
署名
蕉空
読み下だし
英訳
メタ情報
略伝
* 暘山( ~安政6年) 僧(禅宗)諱は楚軾、蕉空又は魯堂と号した。京都の人。安永七年三月十三日丹波桑田郡勝林寺村の桂五郎兵衛の二男として生れた。十五歳三河東観音寺の万年和尚に就いて得度し、後伊豫字和島に赴き行應和尚に随侍して苦修の後文化七年に妙心寺海福院陽門和尚の推挙により同寺難華院に入寺した。時に年三十三歳。参禅の余暇和歌を作り画を楽しんだがその和歌は若い頃小澤芦庵の門に入り学んだことを師の自筆歌集無疑煙の中に記ざれている。尚画は中林竹洞に師事したと伝られている。安政六年九月十三日寂、寿八十二。(文政十三
文人画 天保九 文人画 嘉永五 文人画)
寸法:
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縦36.35cm 横6.1cm
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紙質:
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和紙
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製法:
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厚短冊(裏打あり)
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模様:
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書き模様:霞(金泥),型模様:雲(青.吹墨)
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書風:
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用字:
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書式:
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初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
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風:
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