久米道冲(道仲)


詞書

本文

ことの葉のおよはぬ和歌の浦鵆
こをる霜夜の聲のあはれさ

署名

道仲

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 久米道冲() 文雅家。道冲或は道仲と書し、道香とも書かれている。号は沐山又は古介乃屋という。江州彦根の人、京に上り六角室町東に住み歌をよくした。天保元年刊行の以文社尚歯会詩歌集に序文を書き歌一首を添えて七十歳と署しているからその活躍の時が伺はれる。没年未詳。(文政十三 文雅)
寸法: 縦35.2cm 横5.2cm
紙質: 和紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 漉き模様:打曇り
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: