一井倭文子


詞書

幸逢大平代

本文

もののふも大みや人も敷しまの
道に遊へる御代のとふとさ

署名


読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 一井倭文子( ~嘉永4年) 歌人(女流)。弘化皇都書画人名録には和文子一井氏嬬人とあり、京都富小路夷川上ルに住し書をよくし歌にすぐれていた。嘉永四年四月十七日没、年六十七。(文政十三 女 天保九 女)
寸法: 縦36.4cm 横5.9cm
紙質: 和紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 押し模様:布目,金銀箔砂子模様:金砂子,染紙(青)
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:なし:女性は二行目を下げる:あり,女性は表に署名せず、裏の右下隅に署名する:あり
風: