池内大学(奉時)
詞書
本文
大江なる水きはの菊を雪と見つ
解もやらすて匂ふ頃かな
署名
奉時
読み下だし
英訳
メタ情報
略伝
* 池内大学( ~文久3年) 漢学者。名は奉時、宇は士辰、号は陶所、京都の人、烏丸下長者町上ル町に住し梁川星巌、春日潜庵等と交り儒学の奥義を極めた。靑蓮院宮、三条実萬の許に出入して時事を進言し、尊王の義に尽したが安政の大獄の際には自首して出たため死を免れたが後勤王の士からは白眼視せられ文久三年正月二十一日、大阪に於て暗殺された。(天保九 漢学者)
寸法:
縦36.3cm 横5.95cm
紙質:
和紙
製法:
厚短冊(裏打あり)
模様:
金銀箔砂子模様:全体うす紫
書風:
用字:
書式:
二行の頭を同じ高さに揃える:なし:女性は二行目を下げる:あり
風: