大谷廣風(業廣)


詞書

別恋

本文

暮をまた契る言葉にをく露の
ひるまくるしき今朝のわかれち

署名

業廣

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 大谷廣風(天明8年~ ) 書家。姓は在原、名は業抽初名重之丞、通称助十郎、後広風と号した。京都の人、和様書家大谷業延の弟、天明八年生れ、文化五年三宅兵庫の養子となり梶井宮に仕え主計と称した。文化十年梶井宮の不慮に逢い落髪して広風と号した。兄と共に青蓮院流の書をよくした。(天保九 書(和) 嘉永五 書(和))
寸法: 縦35.9cm 横5.55cm
紙質: 和紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 金銀箔砂子模様:上.下
書風:
用字:
書式: 二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: