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伊良子光顕
詞書
菊
本文
ゆく秋のかたみに匂ふ自菊の
花のまかきや露けかるらむ
署名
光顕
読み下だし
英訳
メタ情報
略伝
* 伊良子光顕( ~寛政11年) 医家。光顕宇は孝伯、初め主膳と称し無航堂と号した。先■宗牛(天文年間の人)は羽州山形侯に仕えたがその十世の孫道牛の時、(享保年間)居を洛南伏見に移し蘭法医を開業特に外科をもって知られた光顕は道牛の孫であり父■の業を受継ぎ大いに盛名を馳せたが傍ら靑蓮王家に仕え安永六年には瀧口に補せられ後長門守に任ぜられた。その後度々進階したが寛政十一年九月十日六十三歳をもって没した。深草宝塔寺に葬られている。(天明ニ
学者医)
寸法:
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縦35.7cm 横5.8cm
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紙質:
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和紙
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製法:
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厚短冊(裏打あり)
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模様:
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漉き模様:打曇り
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書風:
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用字:
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書式:
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二行の頭を同じ高さに揃える:あり
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風:
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