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吉岡美知
詞書
炭竃
本文
さかえゆく都につれて炭かまの
けふりたちそふ小野のふるさと
署名
美知
読み下だし
英訳
メタ情報
略伝
* 吉岡美知() 文雅家(歌人)平安人物志には藤原美和と出ているが美知が正しい。号淸了、伊和助と称した。京都の人、平安東組の同心を勤めた。性謹巌にして在務十五年間少しも怠ることなく弘化丁未の秋には増俸加服一等の栄誉を得た。致仕の後深く歌学に心を致し「私歌格例」二十余巻を撰述した、鴨河集、名所歌集、詠史歌集、清渚集等の歌集がある。文久二年八月二十日没、年七十。洛西華開院に葬る。法名對爽淸了居士。墓碑にはその作歌「大堰河岩喜留水毛佐久花乃陰行保度波伊曽賀沙利計利」の一首が刻られている。(天保九
文雅 嘉永五 和歌 慶應三 和歌)
寸法:
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縦36.6cm 横6.0cm
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紙質:
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和紙
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製法:
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厚短冊(裏打あり)
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模様:
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金銀箔砂子模様:四辺金泥
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書風:
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用字:
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書式:
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初、三、五句における墨継ぎ,上下句の頭に漢字を揃えない,二行の頭を同じ高さに揃える
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風:
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