野村茂俊


詞書

欣求浄土

本文

浮雲のかからはかかれ今ははや
にしのやまちにちかきよの月

署名

茂俊

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 野村茂俊() 文雅家。字は静入、雪月斎又は雪月庵と号し野村宇兵衛と称した。京都の人四条東洞院西に住し代々銀座を業とした。西本願寺の門徒であり、家粗野村屋宗句は寛永十六年本願寺学寮創建の資を良如上人に献じ本願寺数学の基礎を固めた人である。弘化皇都人名鑑には書、和歌、文雅野村静入の名が出ている。(天保九 文雅 嘉永五 文雅)
寸法: 縦36.3cm 横6.0cm
紙質: 和紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 書き模様:刷毛引,金銀箔砂子模様
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:なし,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: