中川長延


詞書

本文

うくひすもおなし心にあくかれて
花をみおやの杜になくなり

署名

長延

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 中川長延(文化元年~明治元年) 歌人。姓は藤原。号は蓼花園。通称中川讃岐守。京都の人、進藤長詮の男、文化元年生れ、長して近衛家諸太夫中川長晟の嗣となり、中立売西洞院に住し、父の後をつぎ近衛家に勤仕しはじめ宮内少輔に任じ後讃岐守となった。宮内少輔藤原長延雑事日記(自天保二年至慶応四年)三十五冊の自筆日記と近世歌人略系(安政七年蓼花園)が残されている。明冶元年七月八日没年六十五(嘉永五 和歌 慶応三 和歌)
寸法: 縦35.5cm 横5.9cm
紙質: 和紙
製法: 厚短冊(裏打なし)
模様: 漉き模様:上下青
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: