下村兼佐


詞書

冬花

本文

年々に春をもまたてうめのはな
ふゆの物ともさきにけるかな

署名

兼佐

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 下村兼佐()歌人。字は子佑。遅日亭又は有来軒或は春■と号し柳下亭兼佐と称した。京都の人歌人兼貞の弟(?)和歌を初め香川景恒に学び後渡忠秋に就いて学んだ。平生坂倉弁之大倉信義等と交り唱酬をこととした。(嘉永五 和歌 橘兼貞欄に出ず)
寸法: 縦36.3cm 横6.0cm
紙質: 和紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 漉き模様:正
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: