菅原清根


詞書

船納涼

本文

六田かは一葉とうけてさす舟に
やなきもしらぬ秋風そ吹

署名

清根

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 菅原清根( ~文久2年) 歌人。姓は管原、名は清根、号は松園、別に法号随正。京都の人、洛西北野社預職104代。初め松園坊に住し後竹林坊に隠栖し法眼位となり随正と称した。安政三年の近衛忠煕公歌道門人名簿にその名が連ねてあり、更に本居大平門人名簿にも山城部に北野松園坊清根の名が出ていることによってその歌学の系譜を知ることが出来る。文久二年八月六日没。年七十四。上善寺に葬る。法諱清浄根院前預随正法眼和尚。(嘉永五 連歌)
寸法: 縦36.5cm 横6.0cm
紙質: 和紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 書き模様:霞(金泥),型模様:打曇風(天青地碧),押し模様:布目
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: