興田吉従
詞書
八月十五夜みやこに侍て
本文
青山は よもにめぐりて さながらに
くにの最中の 月をみるかな
署名
吉従
読み下だし
英訳
メタ情報
略伝
* 興田吉従() 若狭国の人。漢学者。小浜藩主酒井忠進に随従して神泉苑姉小路西の若狭藩邸に住んで藩士の教授にあたった。本居宣長に私淑した。
寸法:
縦36.4cm 横5.6cm
紙質:
和紙
製法:
厚短冊(裏打あり)
模様:
漉き模様:打曇り
書風:
用字:
書式:
初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: