中尾勗


詞書

本文

凄しく羽風をたててとふ鷲の
ねらふえものやいつれなるらむ

署名


読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 中尾勗(寛政11年~明治2年) 医家。姓は藤原。名は基之。字は功一。又は猷祖皡々斎と号した。通称初め奥沢参河介後に中尾主殿大允、京都の人、寛政十一年主殿寮下司官人奥沢興仲の男として生れた。油小路四条北にて医(内科)を業とし主殿寮に官人として勤仕した。天保十一年三河介に任じ嘉永四年従六位に叔し後正六位下主殿大允に昇進した。明治二年七月十七日没、年七十一(嘉永五 医家 慶應三 医家)
寸法: 縦36.2cm 横6.0cm
紙質:
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 書き模様:刷毛目,金銀箔砂子模様
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:なし,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: