三神土麿(元敬)


詞書

七夕後朝

本文

にはつ鳥はやくれつけに七夕の
あかぬわかれの朝けなりけり

署名

元敬

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 三神土麿() 文雅家。名は元敬(又は元慶)水火の屋土麿と号した。安房の人、京に上り下河原鷲尾町に住し医を業とした。和歌をよくし天保十三年和歌魂魄を著はしている。嵯峨天龍寺三秀院内に三神家歴代の墓碑がある。(嘉永五 文雅)
寸法: 縦36.3cm 横6.0cm
紙質: 和紙
製法: 薄短冊(裏打なし)
模様: 漉き模様:打曇り,押し模様:布目
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: