山田時章


詞書

老女

本文

うきくさのうきこそまされ老の身は
今さらさそふ水もあらねは

署名

時章

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 山田時章() 書家。姓は源。名は時章、京都の人青蓮院宮臣山田時亮の男粟田堀池町に住し、父の跡を継ぎ青蓮王府に仕え山田勘解由と称した。青蓮院流の書をよくしたが国事に奔走して安政戊午(五年)の大獄には押込五十日の刑に処せられ万延二年(年二十八歳)には参殿を差止められた。(慶應三 (書))
寸法: 縦36.5cm 横6.0cm
紙質: 間似合
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 書き模様:鉄線か,押し模様:布目,金銀箔砂子模様
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:なし,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: