三井高基


詞書

神楽月はつかまり三日暁に御遷幸を拝し奉りて

本文

出ませし月の桂のしらむより
雲井にうつる袖のいろいろ

署名

高基

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 三井高基(寛政5年~明治4年) 文雅家(書家)諱宗謙字は子徳、南陽又は子如菊、京都の富商三井家の一門寛政五年生れ長じて油小路二条に住し業余詩書を嗜み能書家として知られた。明治四年正月十九日没、年七十九(慶應三 漢書)
寸法: 縦36.1cm 横6.0cm
紙質: 間似合
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 漉き模様:打曇り
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:なし,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: