宮崎玉緒(大隅)


詞書

和気淸麿朝臣

本文

そめかめにそまらぬ神の御功も
淸き其名にしるくも有かな

署名

玉緒

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 宮崎玉緒( ~明治29年) 医家(国学)櫻戸と号し、大和介後大隅と称した。近江の医家榊光慶の男、京に出て宮崎氏の嗣となり御室仁和寺宮純親法王(後小松宮彰仁親王)に仕えた。性学を好み殊に国典に精しく和歌をよくした。墨繩。日本文典礎。日本語学。言霊本義等の著があり、又櫻の画を巧みにした。明治二十九年九月十七日没、年六十九(慶應三 医家 再出 和歌)
寸法: 縦36.5cm 横6.0cm
紙質: 和紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 版模様:上鳳凰.下花喰い鳥
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: