白井惟徳


詞書

冬立ける日よめる

本文

行秋のわかれをゝしむ枕より
あとより冬はきぬぎぬの空

署名

惟徳

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 白井惟徳( ~天保九年) 医家(書家)。字は子恭。号は赤水。元蔵と称した。京都の人、大宮高辻北に住し医を業とした。父は名医白井定節。詩文を嗜み能書家として弟の惟則と共に賞賛された。天保九年十一月十七日没、年七十七。(文化十 書家 文政五 書(漢) 再出 詩家 三出 医家 文政十三 書(漢) 再出 詩家 三出 医家 天保九 書(漢) 同上 医家 再出 詩家)
寸法: 縦35.7cm 横5.7cm
紙質: 和紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 無地,押し模様:布目:雲母散らし
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: