雨森公廣(良寂)


詞書

水辺蛙

本文

かすむよもねにあらはれて池の面の
うきくさかくれ蛙なくなり

署名

良寂

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 雨森公廣( ~文政5年) 医家。字は游一、号鳥臺又孤松庵又は楽斎とも号した。通称雨森良寂。京都の人、車屋町二条南に住し医を業とし且つ高槻澤侯の侍医を勤めた。小芦庵の門に入り歌を学び篆刻をよくし、且つ楽にも精通していた。文政五年八月二十七日没、享年未詳。(文化十 医家 文化十 篆刻 文政五 医家 再出 明楽 文政十三 医家 再出 明楽)
寸法: 縦36.0cm 横5.7cm
紙質: 和紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 書き模様:刷毛引(薄茶),押し模様:布目,版模様:(雲母)植物か
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: