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世継寂窓
詞書
老子
本文
遙かにも仰けは高し太虚の
くもにあとなき小車のみち
署名
寂窓(花押)
読み下だし
英訳
メタ情報
略伝
* 世継寂窓( ~天保14年) 文雅家(画・連歌)。名は直貟、字は伯周、希僊又は寂窓と号した。通称岐阜屋八郎兵衛、京都の人、三条高倉西において糸商を営み富を得た。頗る風雅の嗜み深く画を月仙(或は岸駒ともいう)に学び後に元明の古名蹟を探って自ら一家の風を立てたが、更に連歌及び茶技をよくし上田秋成、村瀬栲亭、與謝蕉村、円山應擧、松村呉春等と往来して風雅の交わりを深くした。その画と共に手作り茶碗も巧みな作品を残している。天保十四年十一月十七日没、享年未詳。大雲院に葬る。大雲院過去帳に寛誉希僊寂窓禅定門岐阜屋八良兵衛と記されている。(文化十
文人画 文政五 文人画 再出 文雅 文政十三 文人画 再出 連歌 天保九 文人画 再出 連歌)
寸法:
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縦36.4cm 横6.1cm
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紙質:
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和紙
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製法:
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薄短冊(裏打なし)
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模様:
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漉き模様:打曇り
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書風:
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用字:
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書式:
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初、三、五句における墨継ぎ:なし,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
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風:
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