小泉重見


詞書

嶋上櫻

本文

あは島の岩根の桜咲しょり
塩かせなきて長閑なりけり

署名

重見

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 小泉重見( ~文政10年) 画家。別に三宅の姓がある。号は東岡、通称小泉靱負。京都の人、上岡崎村に住し住吉御社務京館留主居役を勤めその傍ら画を描いた。歌は香川景樹の門に学んだことは文化三年頃の桂園社中人名控に出ていることによって窺われる。文政十年十月廿七没黒谷瑞泉院に葬る。法名東岡意幽斎居士。(文化十 画家 文政五 画家 文政十三 画家)
寸法: 縦36.0cm 横5.8cm
紙質: 木皮:桜の皮か→
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 書き模様:桜花
書風:
用字:
書式: 上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: