鎌田碩庵(復斎)


詞書

本文

此春はこそにまさるときゝし花を
ひと傳ならて見るか楽しさ

署名

復斎

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 鎌田碩庵() 医家。名は昌長。字は孟揚。履端斎。又は復斎、碩庵と号した。京都の人、両替町姉小路北に於て医を業とした。小沢芦庵の門に入り歌を学んだが以文社尚歯会詩歌集文政十三年の条には鎌田碩庵六十三歳とあるからその活躍の年時が窺われる。墓は黒谷善教院にあり、法名を潜龍院大雲碩庵居士と云う。(文化十 医家 文政五 医家 文政十三 医家 再出 文雅)
寸法: 縦36.0cm 横5.8cm
紙質: 和紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 漉き模様:打曇り(青.青)
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: