海門


詞書

寄亀祝

本文

亀のその出しところは白波の
千々萬代も御代はかはらす

署名

海門

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 海門( ~文化10年) 僧(禅宗)。海門。諱禅格、香南山人の号がある。豊前中津自性寺提州(白隠門下)に参じ自性寺第十世を嗣ぐ(享和元年現自性海門歀署の真蹟がある)後京師に上り本山妙心寺に入り四百四十四世となり歴世三住の後八幡円福寺を董し同寺中興の祖と仰がれた。文化十年四月十二日寂、世寿七十一。八幡円福寺に葬る。同年特に円通妙覚禅師の法号を宣下された。従来師の墨蹟は「火伏せの海門」と称して珍重されて宋た。(文化十 僧)
寸法: 縦35.0cm横5.5cm
紙質: 和紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 書き模様:霞(薄茶)刷引,型模様:雲(青吹墨),押し模様:布目
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:なし,上下句の頭に漢字を揃えない:なし,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: