六人部是香


詞書

夕立過

本文

涼しさを月と露とに残して置て
よそに過行夕立のそら

署名

是香

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 六人部是香( ~文久3年) 国学者。初名惟篤、葵溪又は篶舎、葵舎、一翁の号がある。六人部縫殿後に美濃守と称した。京都の人、向日神社々司、六人部節香の甥、江戸に出て平田篤胤の門に入り同門下の関西の棟梁と目された。晩年職を長男是香に譲り京都三本木に神習舎を興し学徒の育成に努めた、その門下に真木保臣、物集高見等がある。歌学にも造詣深く著書も多い。文久三年十一月二十六日没、年六十六。(文政五 和学 文政十三 和学 天保九 和学 嘉永五 和学)
寸法: 縦36.5cm 横6.1cn
紙質: 和紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 押し模様:布目,金銀箔砂子模様:金砂子
書風:
用字:
書式: 上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: