大倉笠山(穀)


詞書

田家夏

本文

さなへ時さとには残る人もなし
四方にきこゆる田子の諸啓

署名


読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 大倉笠山(天明5年~嘉永3年) 画家。名は穀、字は国宝、笠山はその号京都の人、天明五年山城笠置に生れた。家は代々土豪であったが家を弟に譲り京に出て郷土の名を取って笠山と号し、画を以て業とした。その画は中林竹洞に師事し、頼山陽に詩を学んでいる。嘉永三年没、年六十六、東山戒光寺に葬る。(文政五 画家)
寸法: 縦36.5cm 横5.8cm
紙質: 和紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 漉き模様:打曇り(青.藍)
書風:
用字:
書式: 上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: