成田蒼■(無庵)
詞書
ほとときすのうたよめる中に
本文
初音をはまてともしのふほとときす
また卯月にはこもりくの山
署名
無庵
読み下だし
英訳
メタ情報
略伝
* 成田蒼■( ~天保13年) 俳人。名は利定・九左衛門又時二と称し、蒼■のほか南無庵。對塔庵等と号した。俳人闌更の姪加賀金沢の藩士致仕の後京に上り溶東双林寺中芭蕉堂に住し芭蕉堂一世間更に師事し、その後を嗣いで芭蕉堂二世と称し梅室鳳朗と共に大いに新風を鼓吹した。天保十三年三月十三日没、年八十二。(文政五 文雅俳 文政十三 文雅 天保九 文雅)
寸法:
縦36.5cm 横6.1cm
紙質:
和紙
製法:
模様:
型模様:雲(青.黄.黒.赤.緑),銀箔砂子模様:砂子
書風:
用字:
書式:
初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり,女性は表に署名せず、裏の右下隅に署名する:あり
風: