梅川重高


詞書

本文

夜る門を人のはしるに出てみれは
のきの螢の火事なりけり

署名

重高

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 梅川重高( ~弘化4年) 文雅家(銅版師)夏北又は凍渕と号した。通称奈良屋吉平、京都の人、堺町錦小路に住み銅版を業とした。京阪の銅版創始者として知られている。弘化四年二月六日没、年四十九、黒谷蓮池院に葬る。(文政十三 文雅 天保九 文雅)著書に「猫眼寛容辨」(随筆文学選集第十一巻所収)がある。
寸法: 縦36.2cm 横6.0cm
紙質: 和紙:檀紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 無地:染紙(茶)
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: