中井武和詞書寄花夢 本文とふ蝶に身をはかはすとおもふまて 署名武和 読み下だし英訳メタ情報略伝* 中井武和( ~文久元年)文雅(蹴鞠家)。号は貫通軒、通称正太郎、又は正次右衛門、京都の人、家祖は近州日野の人、柳馬場御池北の豪商中井武成の男、父武成は知恩院の八幡坂の寄進者として知られている。家業の傍ら小沢芦庵の門に入り歌を学び和様の書をよくした。その書風は蓮月尼に似ているところから日野蓮月と云はれて賞翫された。文久元年五月二十九日没、享年未詳(文政十二 鞠 天保九 鞠 嘉永五 鞠)
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