座田重就


詞書

折句はなもみち 月

本文

はるゝ夜もなは長月のむり来ぬは
深山のまつや千重しける覧

署名

重就

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 座田重就(天明7年~安政5年) 画家。姓は紀、宇は守考。猶龍と号した。通称座田増男。京都の人。天明七年生れ武者小路室町西に住し、院の雑色をつとめ中務少録から宮内少丞仁任じた。画は鶴沢家の門に学び歌は賀茂季鷹に学んだようである。文化十年板の李鷹県主六十賀宴歌集に中務少録紀重就の名で歌を寄せている。安政五年五月二十七日没。年七十二、妙蓮寺に葬る。(天保九 画家 嘉永五 画家)
寸法: 縦35.9cm 横5.8cm
紙質: 和紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 漉き模様:水玉
書風:
用字:
書式: 二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: