山本梅逸


詞書

時鳥

本文

かへるにはしかすとなけと山路には
よをうの花のいとゝおほけむ

署名


読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 山本梅逸(天明3年~安政3年) 画家。名は親亮(又は亮)字は明卿、梅逸のほかに玉禅。梅華。山東尾州人と号した。尾張名古屋の人。天明三年生れ、幼より画を好み後京に上り冨小路六角南に住し、明清人及び先哲の遺墨を学び遂に一家をなし、中林竹洞と共に当時の南画壇に雄飛した。在京二十三年の後故郷へ帰り尾州藩の御絵事格に取立られ、用人支配帯刀を許され士分に取立てられた。安政三年正月二日没。年七十四。名古屋古渡洞仙寺に葬る。(天保九 文人画 嘉永五 文人画 同上 楽)
寸法: 縦36.6cm 横5.85cm
紙質: 和紙:檀紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 版模様:梅の花と紅葉(吹墨)全体薄茶ほつれ
書風:
用字:
書式: 二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: