下村謙愿(一幸)


詞書

本文

かりにてもくちとこころのうらおもて
なきこそ人の誠なりけれ

署名

一幸

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 下村謙愿(文化13年~明治4年) 文雅家(画家)。姓は橘。宇は良進後に一幸と改めた。都花園と号し別に震住とも号した。通称下村真五郎。京都の人。文化十三年生れ、二十八歳主殿寮史生となり従六位上に叙せられ大和大掾に任ぜられた。官務の余暇円山應震の門に入り画を学び且つ和歌をよくした。一幸の家は現在の大丸百貨店の一族で「中の大丸家」と称した。明治四年二月没。年五十四。(天保九 文人画 嘉永五 画家 再出 文雅 慶応三 画 再出 文雅)
寸法: 縦36.25cm 横6.0cm
紙質: 和紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 書き模様:■,金銀箔砂子模様:裏.和歌あり
書風:
用字:
書式: 二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: