祐文
詞書
田家興
本文
あせつたふなかれを庭の遣水に
見てこそくらせ小田のひとつ屋
署名
祐文
読み下だし
英訳
メタ情報
略伝
* 祐文( ~嘉永5年) 僧(天台宗)歌人。俗名船越將監可貞、法名祐文、岩坊法印と称した。京都の人、聖護院の宮の坊官をつとめた。香川景樹の門に入り和歌を学び嘉永元年に類題鴨川集太郎篇の作者となっている。鈴屋大人五十回霊祭歌の中仁も法印祐文の名により献詠している。喜永五年十一月三十日没、年六十三。(嘉永五 和歌)
寸法:
縦36.4cm 横6.0cm
紙質:
和紙
製法:
厚短冊(裏打あり)
模様:
漉き模様:打曇り.上下青
書風:
用字:
書式:
初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり,女性は表に署名せず、裏の右下隅に署名する:あり
風: