安代弼
詞書
本文
此のころは野へもさそなとおもふまて
はなさかりなる庭の秋くさ
署名
弼
読み下だし
英訳
メタ情報
略伝
* 安代弼( ~慶応3年) 医家。字は猷輔、号は菰洲、京都の人、淀藩士梅沢蔀の次男。初名主鈴天保五年(時に年十三)医師安代啓輔の養子となる。新町七条北に住し医を学び天保十一年西本願寺広如宗主に召出されて侍医となり、嘉永二年家名相続慶應三年五月十五日没、年四十七。医は内科を司つたが蘭漢の両方に通じ且つ詩文をよくした。(嘉永五 医家)
寸法:
縦35.9cm 横5.9cm
紙質:
製法:
厚短冊(裏打あり)
模様:
漉き模様:打曇り,青々
書風:
用字:
書式:
初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: