下間頼和


詞書

心静酌春酒

本文

のむ手にも千世こそ祝へ君臣の
心しつけき春のさかつき

署名

頼和

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 下間頼和(文化2年~明治6年) 文雅家。幼名源太郎、初め大蔵後松翁更に大輔と改めた。京都の人、西本願寺坊官下間頼玉の子(実は松平乗友九男)文化二年生、文政六年得度同年任法橋天保三年法眼に進み嘉永五年隱居、安政三年法印に任ぜられ明治六年八月三日六十九歳を以て没した。和歌を有栖川幟仁親王の門下に学ぶ。墓は西大谷本廟にある(慶應三 文雅)
寸法: 縦36.4cm 横6.0cm
紙質: 和紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 漉き模様:はけひき(金).ふきすみ.地.赤
書風:
用字:
書式: 二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: