梅辻春樵(まれをと)


詞書

晩夏蝉聲

本文

夏の日を我世さかりとさわくらん
くれて淋しき蝉のこえ哉

署名

まれおと

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 梅辻春樵( ~安政4年) 詩人。名は希聲(まれおと)字は延調、一字無絃、春樵又は愷軒の号がある。梅辻勘解由と称した。江州坂本日吉神社の祠官をつとめ從四位に叙せられている。後官を辞して京都に隱栖して詩文を以て一家をなし多くの門下生に教授した。安政四年二月十七日没、年八十二。著書に春樵詩集がある。(文化十 詩歌 文政五 漢学者 再出 詩歌 文政十三 漢学者 再出 詩歌 天保九 漢学者 再出 詩歌)
寸法: 縦36.2cm 横6.0cm
紙質: 和紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 書き模様:かすみ(金泥)刷毛引
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