武元登々庵


詞書

本文

なからへて又みむことをねかふ外
ことしも同し秋の夜の月

署名


読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 武元登々庵( ~文政元年) 詩人(書家)。名は正質、字は景文。登々庵はその号。通称は周平。備前岡山藩士武元正勝の男。幼より学を好み書を善くし藩校閑谷■に学び秀才を賛えられた。長じて京に上り御池室町西に住居して頼山陽、菅茶山、田能村竹田、浦上春琴、古賀穀堂等の名流と交わり吟詠を楽しんだ。又、書に巧みで篆隷真草共によくし、詩は古詩を究めて古詩韻範を著はして作詩の指針を示した。行庵詩草、詩文集などの著がある。文政元年二月二十三日没、年五十二。(文化十 詩歌 再出 書家)
寸法: 縦36.5cm 横6.0cm
紙質: 和紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 無地,押し模様:布目
書風:
用字:
書式: 二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: