平安人物志(文政13年版) ( 文政十三年寅初冬再刻 ) Page 00410 に見られる記述

分類: 文人画
大岡安定 - 号 : 定丸 又安亭 - : - ( 室町丸太町南) - (俗称) 大岡定五郎 - 欄外記述: 梅

平安人物志(文政13年版) ( 文政十三年寅初冬再刻 ) Page 00447 に見られる記述

分類: 文雅
大岡安定 - 号 : 定丸 又安亭 - : 再出 - ( 室町丸太町南) - (俗称) 大岡定五郎 - 欄外記述: 梅


「「平安人物志」掲載諸家関連短冊」における解説

名前: 大岡安定
解説: * 大岡安定( 〜天保11年) 文雅家。号は定丸又は安亭、或は玉順齋ともいう。大岡定五郎と称した。伊勢の人京に出て室町丸太町南に住した。画を学び狂歌を作った。文化八年五街舍其遊撰集の狂歌栗之実社中集及び文化十二年八月刊の十評狂歌相横(番付)には定丸の名が出ており、文化十三十四年の四穂園金英選集月々狂歌集には玉順齊定丸と出されている。天保十一年十一月十一日没、年六十四。下立売法輪寺に葬る。法諱は松山安真禅門と高田御坊龍源寺過去帳に出ている。因みに安定は伊勢の富豪荒木氏の京都店の手代を勤めていた人ではないかと思われる。荒木氏は代々高田御坊に葬り、法輪寺は荒木氏一建立の寺であることから右の通り推定されるのである。(文政十三 文人画 再出 文雅)

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