韓天寿 : かんてんじゅ : KAN TENJU


  • 名 : 天寿
  • 字 : 醉晋斎
  • 号 : 頓迂子
  • 通 : 中川長四郎

平安人物志(明和5年版) ( 明和五戊子年三月吉且 ) Page 00025 に見られる記述

分類: 書家
韓天寿 - 号 : 酔晉 - 字 : 大年 - ( 了頓辻子) - (俗称) 中川長四郎


「「平安人物志」掲載諸家関連短冊」における解説

名前: 韓天寿
解説: * 韓天寿( 〜寛政7年) 書画家。字大年、通称中川長四郎、醉晋斎と号し、韓国餘璋王の後裔ということで韓天寿と称した。伊勢松阪の人、少時より書を好み松下烏石に就いて文徴明風を学びついで澤田東江の教えによって二王の書風を極め送に一家を成すに至った。親友池大雅・高芙蓉と共に宮士・浅問・自山に登り共に三岳道者と号したことは有名である。書と共に画もまた巧みであり傍ら篆刻にも妙を得雅致に富んだ作品を残している。寛政七年二月二十三日没、年六十九、松阪清光寺に葬る。京都通妙寺には酔晋斎故紙塚がある。古帖集覧、古篆彙、金石集要、近世書家印譜、醉普斎法帖 醉普斎集稿等著書が多い。(明和五 書家)

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