瀧原豊常


詞書

年の暮に翁はいくつになれはと人のとひたるに

本文

今日さらにとふのつかなみつかのまに
よせしおきなかとしそかそふる

署名

豊常

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 瀧原豊常( ~弘化2年) 医家。字宋閑、号仁寿亭、洛東聖護院村に住し医を業とした。その居を小竹葉舎という。先考豊明以来霊鑑寺の侍医となり將監に任ぜられた。小沢芦庵に和歌を山田熊向に国学を学びその門に教えを乞う人々で頗る賑合を呈した。弘化二年三月十二日没。年七十三、公安院に葬る。碑銘「龍光院竹陰寺閑居士」(文政五 医家 文政十三 再出 同 和歌 天保九 医家 全 和歌)
寸法: 縦36.6 横5.7cm
紙質: 和紙
製法: 薄短冊(裏打なし)
模様: 墨流し(青.うす墨)
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: